今回は下の作品群。個人的に「sky egg」と呼んでいる。

sky egg1

sky egg2

sky egg3

sky egg4
これが、前日にも話していた、変態シリーズです(笑)
まずは、この作品になったいきさつ。
「空」というテーマが、幅広いと思った。
ソラともクウともカラとも受けとれる。
だから、それらのどれかからテーマを絞り込もうとブレストをしていました。
辞書を調べてみた。
そこから、「空」の字が含まれているものに、4つの共通点を発見。
1 そら、大気
2 無いこと(ex.空虚・空想・空疎・空位など)
3 根拠の無い嘘(空言・空説)
4 止めどない広がり
この4つを見た時に、この4つを一つの作品で表せられるのでは、と思った。
というか「これってマグリットじゃん!」と、思った。
マグリットはシュルレアリスムの画家で、空をいつもテーマにして作品制作をしている画家。騙し絵のようなものを描いたり、いつもあり得ない世界観を制作していました。
「明るくて空虚」。
それが、彼の人生観でもあり、作品観でもあったようです。
(wikiより。http://ja.wikipedia.org/wiki/ルネ・マグリット)
ここにも「空虚」という言葉が使われていて、マグリットは「空」と密接に関わっていると思いました。
なので、今回の作品はマグリットへのオマージュ的な作品。
なにも無い空間から空が描かれた卵が浮いており、ぼんやり現れる。(1枚目)
それがはっきりと物体として確認できる。(2枚目)
空の卵が割れる。(3枚目)
割れた中は「カラ」だけれども、新たな「ソラ」の世界が広がっている。(4枚目)
「1そら」は卵に描く事にする。
「2無いこと」は、卵を割った時になにも無い様子。周りになにも無い様子を表す。
「3根拠の無い嘘」は、現実ではあり得ない空間であること。
「4止めどない広がり」は、卵の中の、さらに内なる世界の広がり。
というイメージです。
授業でも、また変わった作品を撮って来たやつがおるわい、という感じで(笑)
これもまた「こんな作品は見た事無い」というご意見をいただきました。
つまりは、いい方に受け取ると、独創的だよね?
決して悪くはなかったのではとは思うけれども、実際の本心が知りたい。
結局「この作品だけで1時間はしゃべれちゃうな」という言葉をいただきつつ、他の人の作品へ。
日本の箱庭とか、お抹茶を立てた時に、そのお抹茶に宇宙を感じるんだという話を聞いた事がある、という話を伺いました。
日本には、小さな世界の中に、更なる世界観を表現しようとする。という話。興味深かった。
あとは技術的な指導をいただいたのと、講評の最後に、「テーマを撮るんじゃなくて、自分の写真のスタンスの中で、テーマをどう咀嚼するかが大事だ」というようなひと言をおっしゃっていて、「うっ」と思った。
私はまだ自分のスタンスが確立しているとはいいがたい。
自分の世界観で、テーマを咀嚼するというよりは、テーマには何が合うかを考えてから作品を作るから、バラバラ観がある。
そこを感じたのか、クラスメイトの一人であり、技術では彼に聞かねば!みたいな人にも、毎回違うテイストで提出する事を「逆に浅く感じる。上っ面で撮ってる感じ」という言葉をもらった。
確かに、その意見も分かる。
だってまだテイスト決まって無いんだもん。といえばそれまでだけど。
決めるっていう事は、勇気がいる事だよなあ。
これが撮りたい、というぶれない核がある人は、いいなあ、と思う。
確かに、生活の中での作品を撮る、というものに興味が無い訳ではないし、まだ撮りつづけていくけれども。
仕事的にもクライアントのテーマに合ったものを。と考えてしまうのが、写真の課題でもあるのかもしれない。「よりテーマに合ったものを・・・。」
まあ、考えてるけれど、決めるのは今は無理!
今度、先生に話してみようかしら。という感じでした。
クラスメイトからは、面白い!って言ってくださった方もいたり、「マユゲの頭の中一度見てみたい」と言われたり。ちゃんとしたライティング方法を教わったり。
オオカミ女(動物占い)は、変な人っていうと喜ぶんです。
そんな事無いって思っていたけれど、あながちはずれじゃない(?)
そんなこんなで、アイデア出しはいいとして、まだまだ技術がたらんなあ、という感じでした。
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