
鳩の上の、鳩たち。
この写真がすごい2008を読みました。
ずっと気になっていた本を、暇だった時間にぱらぱら読む。
すごいと思う解説が、写真一枚一枚に、短い文章で簡潔に綴られている。
有名無名問わず写真がセレクトされている点が面白く、納得!!と思う解説もあれば、イマイチピンとこない写真まで様々。
そういう無名も含めてセレクトするっていうところが素敵だし、同時にうれしいし、なぜかアマにも希望を与えられた気がしました。
でも、写真を解説しているのが、いいのかな?という疑問を読んでいる間、同時に考えていました。
それは、この前の講評で「説明できちゃう写真はつまらない。」と言われたからなんだけれど。
もちろん、説明できちゃう写真と、面白さを伝えるということは別なのはわかるけれど。
そういう観点でみても、この写真集は言葉で解説できない面白さを言葉で伝えていると思うけれど、自分が分からなかったと思う写真を解説されると、なんだか不思議な気持ちに。
お笑い芸人の芸がなぜ面白かったかを説々と解説されているような気持ちになって来てしまった。
とかいいつつも、美術館に行ったら必ず解説用ヘッドホンを借りるタイプだし、自分の写真にも刻々と説明を入れてしまう悪い癖があるんだけれども。
これ以上解説はいらないし、解説がないと、この本の面白みはないと思う。
でも、説明と“感じる”のバランスって難しく、こういう本が出回るのも、美術館の絵を見るよりも先にタイトルを見ることが多いという日本特有の習慣なんじゃないかと感じた本でした。



