今月は、写真を撮るというよりも、人に批評してもらうことが多い。
といっても課題を含めて3回だけど。
でも、それでもそこまで自分の写真について人に意見を聞かなくても…みたいなことも思ったりする。
その前に撮ろうよ!という感じです。
昨日は批評というよりも、作品交換というか。
その彼(S君)は相方の親友で、日芸写真学科をでていて、大きな賞もとった過去がありつつ、今は個人の写真家の元でアシスタントをしている人。
何度かあったことがある人だったけれど、写真交換は初めて。
もう自分の表現が定まっているし、やっぱり写真のレベルが違いやす。
実家暮らしの一角の倉庫でモノクロを焼きながら、作品制作を続けているらしい。
やっぱり「これを撮る」というものがある。
いろいろ実験して悩みながらなことも分かるけれど、でもアーティストだなと思う写真たち。同じ花を撮るにしても、ありきたりな普通の綺麗な写真じゃないし、普通にスナップを撮ってもやっぱり凄いセンスがある。
私は受け身になりがちな気がする。ぶらぶらして、出会うものを撮る、という感じだし。
とS君にいうと「ぶらぶらするのも必要だと思うんだよね〜。それでいい対象に出会えることもあるし。」という。
でも明らかに作品になって違うなと思う。
それは腕前も経験も差があるというのは当たり前かもしれないけれど、少なくとも受け身じゃないというか、ぶらぶらして、あ、これいいなあ〜といって撮るということがないように見えた。たぶん「これいいなあ〜」と思ったら、再度同じ場所に来て、こう撮ろうという考えを持ってまた撮るんだと思う。それか、もう準備万端で来て、出来るだけ撮影をして帰るか。
モノクロを主に撮影している人なので、これからモノクロをやるとしたらどうやって経費を削減できるのかとか、今はどうやってやっているのかとか聞く。
やっぱり現像からプリントまで全部自分でやっている。
逆にカラープリントは学校で触ったくらいだというので、私が行っているラボと、そこでのカラープリントのやり方なんかを話したりしました。
もう10年近くやっているだけあって、当たり前だけれど、私の悩みも通って来たところなんだろなと思うコメントだったり、写真を見ただけでどうやって撮っているって分かってたり。
「photo genicに撮るよね」って優しい言葉をもらった。
でも、それがレベルを分かった上での優しい言葉だってわかったから「photo genicってなんなんだろね?」って逆に投げかけた。
頭のいい人だから意図がわかったらしく「今はずるい言葉として使ってたんだけどね」って返って来た。
だーよーねーと思わず返した。
優しい人なので、はっきりばさーり切られることはなかったけれど、後で考えても含蓄のある言葉を聞いて、考えさせられました。
そんな意見を聞きながら、作品を比較しても当たり前だけどまだまだだな〜と実感して、彼のアーティスト加減に嫉妬しつつ、んでもってまだ自分の作品を確立していないことに、今後どうしようかなあと。
でも、S君も紆余曲折を10年もしてきたからこそ、今があるんだし。
私なんか、仕事をしながらまだ1年半強。
近道なんてないんだよなあ。
モノクロを撮るに当たっても、作品制作にあたっても力強い知り合いができたなあと思った。
分からなかったら彼に聞こ〜。
ラベル:写真
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