本つながりが続きますが・・・。
「フォトグファーの仕事」を読みました。
2004年発行のものなので、もう4年前の本になりますが、古本で購入して。
佐内 正史、長島 有里枝、 蜷川 実花、 野口 里佳、 藤代 冥砂という豪華メンバーだったので、読んでみたかった本でした。
みんなひとつぼ展や写真新世紀や木村伊兵衛賞をとったりしているメンバーばかり。
長島 有里枝さんの「家族」の写真集は見たことがあって、自分のうちの文化と全然違って、それが面白かった。
我が家では絶対ヌード姿で家族の前をうろうろしない。写真なんてとんでもない、なんて世界で。そういうのを受け入れてくれる家族っていいな〜って思ってました。
藤代 冥砂さんの、「撮れちゃった写真を撮りにいく」というフレーズに惹かれる。
私はまさに、それだったから。
そこに悩んでいたから。
悩んでいたと言うか、
「いわゆる撮れちゃった写真じゃなくて、撮った写真じゃないとだめだよ」っていわれていて、悩んでいたんですね。
そういう点でいうと、私はいわゆる撮れちゃった写真。
だけど、撮れちゃった写真を意識的にとるってのも有りだろうって思っていました。
梅佳代さんだって、いわゆる撮れちゃった写真の集合体で、だけど意識的にそこに持ってきているから、そう見えない。
そういうのも有りかなと思って、写真組をしていました。
そんな時に、藤代 冥砂さんの「撮れちゃった写真を撮りにいく」というフレーズに出会う。
運命ですね、これは。
私は、撮れちゃった写真を意識的に撮った写真でいきます。
本自体、口語だったので、一日でさらっと読める本でした。
でも、みんなの考え方がぎゅっと詰まってた。
人それぞれで、面白いです。
ちなみに、ちょっと前にカフェに写真の仲間と一緒にいたら、PENTAXの大きなカメラを持ってる男女が横に座りました。
男性は外国人。聞いてみるとオーストラリア出身の方で、これから日本でも展覧会を開こうとなさっている方でした。
女性はその仕事に携わっているような、案内役のような方でした。
声をかけると、男性は「I'm an Artist.」ってはっきり答えていて、素敵でした。
「Photographer」ではなく「Artist」。
もっと英語がしゃべれればよかったのだけど。
私のレベルではなんとも会話できず。涙
女性の方に通訳をお願いして、しばし会話をしました。
私も、photographerというより、Artistがいい。
自分であんなにはっきり言えたらいい。
名乗るのなんて自分で言えれば簡単だけれど、「デザイナー」と言う肩書きさえ自分で言うのをずっと躊躇していた。
デザインやってます。くらい。
Art Directorになって初めてデザイナーって域だと思ってるから。
デザイナーって、本当は手を動かすだけじゃなく、そういうところまで考えるべきだと思うから。
でも最近、それは責任逃れや甘えの一つなんじゃないかと言う気持ちも出てきた。
「私はデザイナーです。」
「私はアーティストです。」
そう言い切れる人になろうと思った。
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