2009年05月28日

アナログの感覚

ブロッコリートス
女性にはブーケトス。
男性にはブロッコリートス。
ほらよっと!


珍しくのんびり日。

請求書を出力しにセブンイレブンに行ったりしたものの、その他は仕事もちっちゃな画像制作とかくらいで、ゆっくり過ごす。

あ、セブンイレブンのネットプリントが便利です。
パソコンからあらかじめデータをアップしておけば、セブンイレブンであればどこでも出力ができます。レーザープリンタで。

でもカラー60円、モノクロ20円かかるのと、色味の調整を見る為に何度も出すにはちょっと不便です。


前の仕事以外の仕事もあるのだけれど、今日はさんざんやる気が出なくてOFFの日でした。

明日、頑張ろう。→いつも言っている気がする…。

それにしても、
ポチッとアスクル、amazon、価格.com、イトーヨーカドーネットスーパー、MUJIネット、出力サービスからなにから家に居ながらにして頼めるってすごいよなあ。

下手するとヒッキーになりそうです。
いつまでも感動してしまう私でした。
便利な世の中だねえ。。


最近ずっと漫画の一つも読んでいなかったので、久しぶりに漫画のご紹介。
そのヒッキー状態で読んだ本。

ずっと相方が読め読め言っていたのですが、読む気にならず。
その時がキタら〜って気持ちが、今日きました。

じんわりいい話です。
ばばーんと感動させる話だったらどんびきだったんですが、
死が、衣食住と同じ同格の現象として描かれているのがまたリアル。

短編の集まりの話は、いつも一編読み終わるとじんわり目に涙を溜めているという…。

死を描くって絶対泣いちゃうから、やっぱりずるいという気持ちになってしまう。
たとえ泣いたとしても、それは基準じゃなくて、そこらへんシビアに見てしまうきらいがある。

でもいい話です。

短編で、ちょっとじんわりヒューマンドラマのいい話っていうと、「コーヒーもう一杯」が近いかな。舞台は大分違うし、調子も違うんだけれど、何となく。

主人公がまたいいんです。

短編の中にはカメラを持った人の話も一話ありました。(たしかMakina67を持っていた)登ったら、絶対写真撮りたくなるんだろうなあ。
というか、山に登りたくなりました。

全然今日のヒッキーな私とは違う、不便きわまりない山の中ですごす主人公にはとても大事なものがあるような気がして、便利な世の中にいる私にはそれが欠けているような気がして。

我唯足知…
我唯足知…

デジデジした世の中になるほど、その便利さも感じながら、片隅ではいつまでも忘れたくないアナログの感覚。

最近増してアナログ感覚がすごい素敵だと実感するし。
風呂敷のシンプルさとか。(アナログ?)
カメラのフィルムの味とか。
webサイトでもアナログな動きとか。

大きくくくれば、デジタルも人が作り出した技術の集結なのだけれど。
やっぱりいつもすごいと思うのは、文化に根付く人間の手技なんだろな。。



なんか、達成した感のない一日だったので、もう一つやりたかった任務を終わらせて寝るとします。名刺作成かな。
posted by マユゲ at 03:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月20日

運の勢い

畑の足跡
先日撮影に行った、横浜スタジアム付近の畑。


ここ最近、私は自分の身の回りのことで精一杯なので、
展覧会なども見に行きたいながらもほったらかし状態なのだけれど、
環境が激動のせいか、周りから見たら調子良さげな印象のようす。

一番身近にいる相方でさえ、そんなことを言っている。

自分ではさっぱりそんな印象はないのでなぜかと考えてみると、
できはどうであれ「来た玉は打つ!」みたいなことをしているからかもしれません。


そんな話をしていたら、知り合いの方に聞いた言葉で印象的だった言葉をまた思い出しました。(前も書いたかもしれないけれど)


「運勢」という言葉は、「運」の「勢い」と書く。
それは、運勢がいいということは「運が勢いよく循環している」ということ。
さらに言うと、運が悪いということは「運が滞ってしまう状態」のことなんだとか。

どんなに失敗してもどんな結果でも、結果まで流れているんだから、それは滞ってない。
流れが一番滞る時はどんな時かというと、自分が行動してないときが一番滞る。

つまり「運勢が悪い」という事態=「自分が行動をやめてしまったとき」なんだとか。


その言葉が妙に納得だったのを覚えています。
運を舞い込まなくしていることまでも、自分なんですねえ〜。



最近読んだ本にも、同じことが書いてありました。

相方が持っていた本です。
ちょっと翻訳が直接的すぎて読みづらいのだけれど、自分の中のクリエイティブ心を大事に育てていきなさいというような本です。その具体的なやり方が書いてあります。

そして「モーニングなんとか」という朝に書く日記のようなものを3ページ毎日書かないといけないという指南で、とても無理では…と思ってやっていないのですが、気が向いたらやってみようかと思っています。
(このブログが似たような役目をしているのかも?)

そこでも、同じようなことが書かれていました。



考えてみると、
確かに、「私ってなんてだめなんだろう…」と落ち込む時は、なんにもやってないとき。
結果が悪い時も確かに落ち込むけれど、それとは違う、反省しどころのない落ち込みようになるのは、何もやっていないとき。
最近はそれが嫌で、そうならないように何かしら形になるようにしていたような気がします。

だから、最近どたばたしているけれど、あまり落ち込まないで過ごすことができているのかもしれません。

それが、落ち込み癖のついた自分の心にもよかったのかもしれません。

この調子でぼちぼちでも流れていければと思います。


・FAX機がなくても受信できるFAXのサービスに加入しました。今って便利ね〜
・softbankだとどうしてもパソコン周りとキッチン周りだと電波が途切れるので、ホームアンテナに加入しました。これでよく電波が入るようになるはず。


あとはプリンタと経理関係だな〜。
銀行の支払いの整理だとか。

がんばるぞおお〜
ラベル:運勢
posted by マユゲ at 23:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月13日

おしごとおしごと。

今日、色校チェックなどで会社にシゴトをしに向かいました。
その後、パソコンの整理と、社長と今後のお話。


あれかな、いわれてないけど、契約書とかかわした方がいいんだろな、
というか、つくらなきゃな。
あれはどうなのかな。

いろいろわからんところ満載です。



今、まさにいくつか独立の本を読んでいるところです。
本当はもっと経営の本を読みたいんですが、
とりあえず独立には何が必要かなどの概要が頭に入っていないとと思って、まずはここら辺から。

どれもおもしろかったのでご紹介です。


特にクリエイター向けで、
独立にはまず何が必要か、という手順が順序立てて分かりやすく書いてあるので
とても参考になりました。

始めに何をしておくか、結構シゴトが始まってからうっかりなんてこともありがちなので、
あらかじめ考えておくべきことをこうやって羅列してくれるととても分かりやすい。
たぶん、これからもちょこちょこ開いて確認する本になると思います。

より、仕事を受注しやすい状態にする為に、みたいな感じのところまで書いてくれています。



ムックで、一番始めにフラッと購入した本。
どちらかというと、クリエイターが独立する全ての道を浅く広く網羅してくれています。
株式会社にするかとか、それはやめておくかとか、事務所を構えるか、自宅で作業するかなど、
道をまだ悩んでいる方には、どんな方法があって、どんな人がやっているのかが分かるのでいいかと。

見積もりの参考事例が書いてあるのはとても今後助かるだろうなと。
でもこんなにいただけるかなと、そんなことを考えながら読んでいました。

参考に取り上げた事務所経営者が一流ばかりで、ちょっと身の丈には合わないですが、
将来こうなったらいいな、っていう夢を広げるにはいい感じがします。

一番雑誌みたいに読める本です。
より詳しく知りたい方は他の本がいいかも。



かなり苦手な事務処理とお金関係の話をしっかり分かりやすく書いてくれています。
文章はかなりぐだぐだなので読んでいて面白い。
いわゆる教科書的ではないので、そういうところも◎。
文筆家さんが、専門家に聞きにいくレポート形式なんですが、その文筆家さんが私が突っ込みたいところは突っ込んでくれるのでだいぶわかりやすいです。
みんな同じような思いになるんだなあ。。

こちらはどうやれば金銭的に得になるのか、賢くできるのか、とか、こういう経費はいいの?とかということを一番に書いているのでありがたいです。



読んでいてがんばらねばな、というところは、
こまめな日々の記録ですね。。。(←苦手)



明日は、朝写真を撮るぞ〜!
ラベル:
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2009年03月25日

生活に適合する。

お休処
誰かの家の前にあった「お休処」。


先日もちらっとブログに書きましたが、ダイエットに関する本を読みました。
こちら。


HANAさんが実践していらっしゃった参考元の本です。

もともと健康オタクだった私も、最近はてんでそういう感覚はオフにしてしまい、写真ばかりに打ち込む生活だったのですが、さすがに最近それじゃいかんなと思い始めていたころでした。

それでも、そんな話を聞いていてもはじめはそこまで動こうとはしなかったのです。

でも、先日あばらやという飲み屋で HANAさんとお会いしたときの出来事。
夜遅くにお肉を食べている様子を見て、質問。

モチ「あれ、ダイエット中じゃないんですか?」
HANAさん「まだ途中だよ。食べ合わせさえ守れば食べてもいいんだよ。」

というひとことで、なぜかやる気を起こす。なぜ?
お肉は夜食べない、がダイエットだと思ったからかな?

人のスイッチってなにで入るかわからないもんですー。


でも、昔はたくさんのそういう本を読んでしまったために、知識ばっかり増えてゆき、そして体型はそのままという…。最近はだめだめモードだったし。

でも、最近の本は言うことが一緒だなーという思いが強かった。

一緒ではないんだけれど、どれも一緒に見えるのはなんでだろう?

タンパク質をとるなという本もあれば、タンパク質こそとらないとだめで、炭水化物はとってはだめ。とか。

本当にいろんな方法があるから、どれがいいとかわからなくなっていて。

マクロビもいいっていうけど、しっかりしすぎてちょっとできそうにないし…。



で、この本はどうかというと、まず説得力が違う。
ほんの分厚さも違う。横幅約5cm。
実験結果で出たということだけではない理由が書かれています。


たとえば、

主張その1:人間は元々果食動物で、肉や魚や野菜などを一緒に食べる動物はいない。水も同時に飲まない。

人間は果物や野菜からすべて栄養素を吸収できるようにできている。
腸の長さが物語っている。(肉食動物は腸の長さが身長の5倍。人間は12倍)
例えばライオンなども、肉食動物は草食動物の肉しかたべない。
それも、内臓から食べるのは、草食動物が食べた栄養を取るため。腸が初めなのは水分を取得するため。
一緒に食べると、消化する時間が倍以上になる。余計なエネルギーを使うから眠くなるし、体の調整にエネルギーを使えず、脂肪を蓄積しやすい。


主張その2:牛乳は体に良くない。
大人になっても乳を飲む牛はそもそもいない。
あれは子牛用だ。
それに、人間には牛乳を吸収する機能が備わっていない。だから腹を下す人が多い。


うーん、一部分だけ取り出すとなんか説得力が落ちる気がするんだけど、もっとたくさん主張していることはあるんですよー。


そんなこんなで、食の改善を始めようかと。あと、果物が好きだという理由も。

1.午前中はフルーツしか食べない。
2.肉・加熱調理したもの・乳製品・魚などは、食べてもいいけれど、混ぜて食べては行けない。野菜と組み合わせて食べる。

大きく分けるとそんなところです。


写真や仕事には大きくそれましたが、ご勘弁を。

食の改善 → 体が楽になる → 気力が回復する → いいものが生み出せる。

そんなサイクルになったらいいな。

食はすべての源ですから。


気をおわずにやってみます〜。
posted by マユゲ at 01:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月05日

久しぶりに

友人の髪
友人のふんわり髪。


2日もさぼっておりました。ブログ。
仕事もそこまで詰まっていたって事もないんですが、気が抜けてるんですかねえ。
次に向けて、考えなきゃ〜と思いつつも、思考停止中な感じ。

今日は大分落ち着いているので、仕事をしながら今後の自分のこととか写真展について考えていこうかなと企んでいたり。


久しぶりに、写真の本の話。


やっと買いました。
今頃かい!という感じですが。

今読んでいます。

PARI PHOTOのこととかも書かれていてこれからじっくり読もうかと。
たしか先生がイベントについて詳しい本を取り寄せて読んで面白かったと言っていたけれど、どうやって取り寄せたんだろう…。ちょっと読んでみたかったんですが。

今度聞いてみようかしら。


ロバート・フランクのドキュメンタリーが写真美術館の映画祭でやっていたのね…2月23日あたり。今日知った。ショックでした…。

もう「ゼラチンシルバーLOVE」になっておりました。
http://www.silver-love.com

ラジオで宣伝していたのを聞いていて、ちょっと気になりつつも、どうなんだろう…。
写真関係なく、エロかったり病んだ感じが面白いのかもなあ。
時間があったら行ってみようかなあ〜。
ラベル:Photographica 雑誌
posted by マユゲ at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

情報整理

歪み12
課題に出した一枚。友人。


最近土日は爆睡。
もう写真展の写真を終わらせねばならないので、日が暮れてから終電までずっと撮影にでかける。
明日で撮影もおわり。気合いをいれていってきます!!


いろいろあり、頭の片隅では考えていたことなんですが、転職活動を開始します。
今年が考えどころだな〜とは思ってはいたんだけれども。意外に早くきた感じがあったり。でも、行く先をちょっとまだ悩んでいる感じ。
デザインをやり続けることには変わりないので、そういう意味ではあまり不安や心配はしてないんだけれども。さすがに今は不景気ですからねえ〜。
うーん。

いっそ、旅に出るか。
いや、お金がなかった…
でも、のんびりするのもいいなあ〜。
最近疲れてきて、手の間からいろいろなものがぽろぽろぽろぽろこぼれていっていたような感じだし。


浅草での撮影途中、そんな将来を案じて(?)気晴らしに街の占い師に見てもらう。
「この一、二年が山だけれど、自分を安売りしちゃだめです。この仕事でいってください。一流じゃありません、超一流になれますから!!You can do it!!」
といわれました。ナハハ。

なんて景気のいい占い師なんでしょう!
そして、これぞ素晴らしき現実逃避。
今の現実からは目をそらし、都合がよくてうれしい言葉を聞きにゆくと言う…。
占いって、やっぱり当たる当たらないを求めにいっているって感じじゃないなあ。
先輩が言っていたけれど、心地よさを買うと言うか。

でも、現実逃避にならないよう、そのありがたい言葉に近づけるようにがんばろう。


撮影の移動にと買ってみた本が、結構私が求める考え方にフィットしていて面白かったです。


またまた影響を受けまくって、明日文具屋さんに行くと思う(笑)
よかったのは、
・続けやすい工夫がされていること。(金銭面・時間面)
・情報を引き出すということが考えられていること。
・出来るだけシンプルにしていること。
・誰でも自分に合ったカスタマイズが出来そうなところ。

どうしようか考えていること
・お気に入りのノートがすでにあること(しかもちょっと小さい)
・A6がどうなんだろう?っていうサイズ面(試せばいいんだけれど)
・それでも続くかなっていう不安(極度のずぼら・もしくは始めからハードルを上げすぎる)

って言うところ。

でも、やってみちゃうんだろなあ。
というのも、いいお店があっても、ほんのちょっとしたことって、どこにもメモできずに、どこに保存しておけばいいかわからずにそのままになっていることとかって多い。
あとは領収書とか、ちょっとしたアイデアとか、新聞の切り抜きとかとか。

そういうのも一元管理できるのは素敵だなと思いました。

でも、こういうの好きな人って、基本的にやっぱりまめですよね。。
そして、読み終わってこの人が年下だとしってちょっとびっくり。本を読んでいて、感覚が割と若めの40代だと思っていたら、そんなことなかった。

文房具屋さんって、なんでこんなにわくわくするんだろう…。
明日文具屋さんにいくってだけで、ちょっとわくわくしているモチでした。
ラベル:情報 整理
posted by マユゲ at 03:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

アートの見方

川と駐車場
多重露光。川にうつった風景と、駐車場(逆さま)。


引き続き、小山登美夫さんの本を読んでいます。これ


前読んだ「現代アートビジネス」と結構かぶる部分が出てきているので、どちらかでもいいかも。でもほかのギャラリストとの対談なども入っているので面白い。

そういえば、たまたま今週、ラジオにこの小山さんがゲストとしてでています。
j-waveで午前中。今週はまだ出ていると思う。
そちらもつい聞いてしまう。


そのなかで、こんなひと言がある。
「作品を見て、その価値を判断するポイントは、3つある。それは、「技術」、「感情」、そして「主題」だ。」という一文です(P131)。

名画と呼ばれる作品には、必ずこの中の要素のどれかが際立っていると言う。
ピカソの『ゲルニカ』は、「技術」と「感情」が際立っているとか、ムンクの『叫び』は「感情」が際立っているとか。

考えてみれば、当たり前っちゃあ当たり前なんだけれども。


でも、第一線で活躍なさっているギャラリストの目線が、そういう区分で考えられているんだなと思うと、ちょっと面白い。面白いし、作品作りの参考にもなりそうだ。

この作品は、これかな〜とか。

そういえば、会社のブログにも同じことを書いたんですが、脳科学者の茂木健一郎の本に、脳の考え方から見る絵画の見方、みたいな文章がありました。
脳のからくり/竹内薫・茂木健一郎著

それは、人間の脳は、会社でいう部署のように、4つの部署に役割分担(モジュール化)されている。ということ。
1.色彩モジュール型  →たとえばモネの「日傘をさす女 左向き」
2.形態視モジュール型 →たとえばピカソの「泣く女」
3.空間視モジュール型 →たとえばモンドリアンの「しょうが壺のある静物」
4.運動視モジュール型 →たとえばデュシャンの「階段を下りる裸体No.2」
の4つ。

ピカソの「泣く女」は、形態視モジュール ONの絵画。つまり、鼻とか口の形ははっきりしているけど、それらがどこにあるのかわからない書き方になっている。
モネの「日傘をさす女 左向き」は、色彩モジュール ONの絵画。色彩の画家だけあって、色彩に注目して、他のモジュールは弱くしています。
モンドリアンの「しょうが壺のある静物2」は、空間視モジュール ONの絵画。何があるのか形ははっきりしませんが、それが奥にあるのか、前にあるのか、という空間はわかる。
デュシャンの「階段を下りる裸体No.2」は、運動視モジュール ONの絵画。どんな形かはわからないけれど、ダイナミックな動きをはっきりと描いている。


これを読んだとき、なるほど〜と思ったのを覚えています。
脳の本を読んで、絵画がわかったような気が。
そういう見方もあるんだな〜って思った。

これらは全て脳の仕組みに従ってON OFFすることで見えてくる絵画。画家は無意識にそのON OFFをやってのけていたのだから、すごい。
小山さんのカテゴリからしたら、みんな「技術」の分野なんだろうな。


体系化しすぎるのもなんだろなあと思うけれど、雲をつかむようなアートのジャンルがこうやって体系化されると、なんだか面白い。
その雲をつかむようなところがおもしろいといえば面白いんだけれども、なかなか小山さんも言う通り、分かる人がわかればいいっていう、一般受けしにくい分野なのかもしれません。

そんなときは、「篤姫」の母の言葉?
「考えても答えが出なければ感じるままにせよ。」

という言葉を盾にして、感じるのです〜。
ラベル:アート 見方
posted by マユゲ at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月08日

土壌

丸ビルからの夜景
丸ビルに講演を聞きにいった時の一枚。丸ビルからの夜景です。

今日は本のご紹介。


先日友人に紹介されて読んでみました。
新書なのでさらっと読めます。
というか面白い本なので、勢いよく読んでしまいました。

最近低迷していた読書欲も、こういう本にあたると、またむくむくと芽生えるんですねえ。

村上隆さんや奈良美智さんを世界に売り出したギャラリストが書いた本です。
今の日本の芸術のあり方、日本の現状についてのところとか、ギャラリストの目線が凄く面白い。

あと、今まで村上隆さんのアートと接する機会がなかったのですが、どういう考えであのオタク文化を表したような作品にしたのかが面白かった。同じ作品の見方でも、アーティストの考え方一つでこうも自分の目線が変わってしまうのかと思うと、若干自分の目線に残念感をぬぐえないけれど、やっぱり評価されてきた人には、それだけの理由があるものだと思いました。

というか、そういう批評に自分がはからずとも左右されていたのならもっと残念なことですが、おもしろおかしく書くだけの日本の現状は、やっぱり寂しい。

ちゃんとした批評文化は日本に根ざしてないのに、そういう噂のようなものは世間に広まりやすい。
そういうものに需要があると思っているのかしら。みんな、ちゃんとしたことを知りたいと思う気持ちがあるんだとおもうんだけど。

今度しっかり作品をみてみよう。

驚いたのは、世界でも美術館に足を運ぶ回数が多いのは日本なんだそうな。
なのに日本は芸術に対して閉鎖的。
海外の話を聞くと、美術が経済に及ぼす影響力が、こんなにもあるものなのかと実感できます。

作り手の目線も面白いですが、そういう作り手をどう育てていくか、どう経済に組み込んでいくかを考えるギャラリストの目線は、冷静に世間を見、かつ経済に浸食されない心を感じました。
posted by マユゲ at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月02日

世界観

エンジェル
エンジェル。怖い?


今日。久しぶりにあう友人とお食事。
同じ写真教室のイベントで知り合ってもう一年になる。
久しぶりに写真を見せてもらって面白かったです。
司馬遼太郎とかを、私が読むようになったきっかけの友人です。
読書家さんです。

今日も写真撮れなかった〜。
今週、どこかで平日に撮るのを目標とします。


今日読んだ漫画。


ずっと家にあって読めてなかった漫画。
やっと読めました。

主人公とその家族の描写と、シュールな描写表現の共存が面白い。あと心理描写がウマい。ソラニンの時もさすがだとおもったけれど、この絶妙なバランスの世界観は誰にも出来ないと思う。
病んでるねえ。

でも、絵もうまい。おそるべし同い年。
ラベル:浅野いにお
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2009年01月28日

雑誌と漫画

歪8
いつまで引き続くんでしょうか。歪みシリーズ…。


今日はいろいろ考えた結果、読んだ本のご紹介。


今日本屋で見つけた雑誌。「QUOTATION」
じゃっかんジャケ買い。
NO.2だからまだ創刊2冊目のようですが、情報がびっしり載っているにしては安い。
しかもロンドン最新クリエイティブ特集で、若手の人が取り上げられていて、その人たちがどんな作品をあげているかがわかるので、ぱらぱら見ていても面白い。


みんな若!…
そして編集者の紹介がのっているけれど、みんなお若い。

一行が長くて気になったところもありましたが…

フォトグラファーのこともちょこちょこ取り上げられているので、写真目当ての方もちらり読んだりしたら少し参考になるかも。それでなくても画像が面白いです。





こちらは手塚治虫。うちにあった本を読みました。

人間の欲望って怖いですねえ。

自分の思い通りにしたいっていう欲は出てくるものだけれど、思い通りになってしまったら、つまらないものなんだよなあ。

でも、私もこの立場になったら、欲望にまみれていくんだよなあ。
欲望って怖いなあと読みながら思った本でした。

今読んでも面白いってさすが手塚治虫!
ラベル:Quotation 手塚治虫
posted by マユゲ at 01:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月03日

コンペに紐づくこと

二人の私
二人の私。季節が夏だよ〜(笑)
そしてもうちょっとおしとやかに撮ればよかった…


今日、仕事の最中、デザインのアイデアにと『NIKKEI DESIGN』を読んでいました。
その中には、日経デザインの編集長が書いているコンテンツがあります。

このコンテンツはWEBでも平行して読めるようなので、今日読んだ文章をご紹介。
http://blog.nikkeibp.co.jp/nd/chief-editor/2008/10/196015.shtml


丁度コンペに出したってこともあり、デザイン絡みですが、これも成長の糧になるんだなあと実感した文章でした。

コンペやコンテストに出すって、ぱっと考えると、それまでやって来たことに結果のように思うんだけれど、コンペは結果じゃなくて、今そのときやっていることの過程なんだなあと思った。

W君は、2年間に約150点も応募してる。
うち40点以上結果を出している。
出している間に、デザインの引き出しが増えていったという。

そういう点で言ったら、写真もデザインもきっと同じかも。

例えコンペのためとはいっても、そのためにデザインを考え、創る。
それを繰り返すってことは、糧になるはず。

そのいい例に、思わずして出会った文章でした。

しかしてこの行動力。すさまじい。

頭でっかちになるんじゃなくてもっと行動しなきゃってよく自分にも言い聞かせるんだけれど、ほんと実感する。
行動力とは、凄いパワーを秘めてますね。

この編集長のブログは、読んでみると他の文章もなかなか面白いです。


話は変わって。
今日丁度、友人の一人から『photographica-藤原新也-』がいいと聞いて、早速買ってみようと思いながら会社に行ったら、会社のデスクの上にその雑誌が置いてあった。
先日会社の大掃除をした時に、先輩から「誰かが置いてった本だからもらっちゃいなよ」と、はからずしていただいた本でした。
ということは、自分が置いた本です。

なんて偶然。
そしてなんで会社にあるの知ってたのに読んでなかったんだろう。さらには、友人に勧められた時、なんで気づかなかったんだろう…。
ラジオとか雑誌とかによく出ているから名前はよく聞くんだけれど、それだけ見ているようで見てなかったんだなあ。
意識って怖いなあ。。

そしてこんな有名人を意識してないなんて、まだまだ不勉強だなあ…。

早速帰りに読んで帰る。この人すごい。
写真もさることながら。
写真撮り始めたのが、アサヒカメラなんて…。
アマの時代がない人。
旅行資金のために、写真撮ってくるからお金くださいってアサヒカメラに行っちゃうなんて。なんてだいたんなんだ…。

どことなくスタイルが先日会った相方の友人に似ている、と思ったら、その友人も藤原新也が好きらしい。友人に似ているんじゃなくて、友人が似ていたんだなあ。

絵も描き、写真も撮り、文章も書く。なんて多彩な人なんだろう。

「コンセプチュアルな写真なんて、絵画でやればいい」と藤原さんはばっさり言っていた。無駄なものがうつり込むから写真は面白い。
そういうところ、杉本博司とはまた正反対。

確かにその気持ちに納得。写真は一瞬とか一定の時間を撮るものだから。
偶然性を意識しないなら、写真じゃなくても表現手段はありそうだ。

でもそう考えても杉本博司の作品はコンセプチュアルなのにやっぱり偶然性や見せる意図も含め写真じゃないと表現できないものばかり。そう考えても杉本博司すごいなあとさらに感じたりして。

おっと、また杉本博司の話になってしまった…。
また、今度しっかり書評を書きます。


あと、今日頼んでいたこの本が届きました。


写真家さんのブログに載っていた本だったので、中身も確認せず買ってみた。
中古で800円だったのでちょっと財布が緩くなったらしい。
写真集だと思っていたんだけれど、中古にしてもあまりに安いなあと思っていたら、ほんとにほんとの夢日記だった!!(笑)
しかも、この人は自分の見た夢を核に制作を続ける現代美術アーティストでした。
こちらも不勉強。

でも、ただの夢日記が、彼にしたらアートのアイデア帳であるってのも面白いし、ぱらぱらめくっただけでも面白そう。
我ながら800円でなかなかいい買物をしたなあと、その偶然に自己満足。
寝る前に楽しみながら読むとします。

誰かも夢日記書いてたな。今読んでる小説の中の人だったかな。
私も書いてみようかとちらり思った。
私たちが普段忘れてしまうような夢でも、集まったらアートになるのだよ。笑
こちらの書評もまた今度。
posted by マユゲ at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月01日

三羽のカラス

カラス
三羽のカラス。


目を覚ませ、大人たちよ。

自分たちが人間の完成した形であり、
それに比べて子供は不完全な存在だ。
という理屈は、
死んだ人間が完成した姿であり、
生きているものはすべて不完全だ、
といっているのと等しい。

気づいているか?

大人になる、という意味は、
死を意識して、臆病になる、
たった、それだけの価値。

ほとんど死んでいるに等しい
大人たちの諺言。

古来、人は、「死」を守り、
「死」に縋って、戦った。
生きていることの尊厳ではない。
生きているものに、出来ることが、
それしかなかったからだ。

大人が醜い理由は、戦おうとしない
その怯えた命にあるということに、
気づいているか?

(森博嗣 『ナ・バ・テア』より)



スカイ・クロラの小説を読みました。
映画もみて、押井守の裏話も読み、今小説の『スカイ・クロラ』シリーズを制覇しようとしています(笑)
そこまでクロスメディアでみるなんて、ある意味会社の仕事くらいです。(うちの会社はクロスメディアで提案するのが売りだから。)
小説は会社の後輩がたまたま持っていて、貸してもらいました。面白いです。今シリーズ2巻目『ナ・バ・テア』。

映画を先にみたからかもしれないけれど、小説を読むと、映画で押井守が表現したかったのが納得できる。映画と小説はエンディングが若干違っている。私ならエンディングは小説と同じにすると思う。

映画と同じく淡々とした世界観なんだけれど、キルドレと呼ばれる登場人物たちの心の闇は、やっぱり小説の方が伝わりやすい。
なにもしてないし、日々目の前のことをこなしているだけなのに、病んだ世界観。
心の闇を上手く表現している小説です。

読み口はライトノベルっぽいけれど、丁寧に作られた世界観が伝わってくる。
謎の部分も多いまま進んで行く。
その感じが心地いい。

最初に書いたのは『ナ・バ・テア』の冒頭の言葉です。
かなり大人を否定した言葉で始まっているし、そこまで大人を悪ととらえなくてもという気持ちもあるけれど、小説の中の少年たちからみたら、そう思っても仕方がない気はする。


こういう世界観、写真で収めたいなあ…。
収めたらどうなるかなあ…。
そんなことを考えて、写真を撮りたくなってウズウズする。
posted by マユゲ at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月22日

デュシャンピアン

学芸大学公園の黄昏
学芸大学の公園の夕日。
最近納得のいく写真を掲載できてない…。
モノクロは撮ったけれど、写真がアップできなかったり…。
データに出来てなかったり。
スキャンするためのスキャナの付属オプション買わなきゃなあ。
写真を撮れてないのが、悔しい。


引き続き、「photographica-杉本博司-」
読みましたー。
やっぱりさらっとじゃなくじっくり見てもいいです。

もうさ、写真の枠を越えた写真を撮ってると思う。
次元の違い?
アーティスト。現代アート。
写真家という枠では納まらない思想。

文中の対談で、「デュシャンピアンですよね」という発言があって、シックリ来た。
そう!デュシャンピアン!!

デュシャンが「芸術とは何か」の原点を「泉」で問いかけたのと同じような感性で、共通性がある。
「写真の原点。写真とは何か。」を問い続けた作品たち。

いつかデュシャンのようなものを写真のジャンルでやれたら、と思っていたけれど、彼はまさにそこに写真で到達している人だと思いました。

他の写真家と、頭一つ飛び抜けてると思う。


だって、タルボットの写真を作るまでの過程で試されたフィルムを焼きたくて、でも光を当てると変色するから美術館も貸してくれないってことがわかり、なんとかニューヨークのディーラーから20本中15本購入したそうな。
それも一年分のお金をかけてなんとか購入。
そこからタルボットのネガを作り直して、プリントし直したり。

どれもコンセプトで、原点で。
テーマがでかい!

直島で本物を見た時も凄く感動した。やっぱり「デュシャンピアン」がシックリくる言葉だ。
現代のデュシャン。

よくそんなこと思い浮かぶな…というような、そして歴史を知らないと絶対わからないというか、日々そういう原点について、考えていた。

ここまでいかなくても、いつかは私のテーマは「デュシャンピアン」で行けるかなあ…。
posted by マユゲ at 03:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月21日

photographica-杉本博司-

現代っ子
現代の子供たち。昼下がりの公園で…DS。


photographica買いました。
杉本博司だった〜!
衝動買い。というか、必然買い。

まだじっくり見れてないのだけれど、始めをざっと見た感じ、こんなシリーズもあるんだ!!しかも面白い!!という感じ。

さすが、杉本博司…104万ドルで売れるだけある。

ちゃんとした感想は…まて、次回!!(笑)
posted by マユゲ at 01:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月20日

鳩の上のハト

鳩とハト
鳩の上の、鳩たち。




この写真がすごい2008を読みました。
ずっと気になっていた本を、暇だった時間にぱらぱら読む。

すごいと思う解説が、写真一枚一枚に、短い文章で簡潔に綴られている。
有名無名問わず写真がセレクトされている点が面白く、納得!!と思う解説もあれば、イマイチピンとこない写真まで様々。

そういう無名も含めてセレクトするっていうところが素敵だし、同時にうれしいし、なぜかアマにも希望を与えられた気がしました。

でも、写真を解説しているのが、いいのかな?という疑問を読んでいる間、同時に考えていました。

それは、この前の講評で「説明できちゃう写真はつまらない。」と言われたからなんだけれど。
もちろん、説明できちゃう写真と、面白さを伝えるということは別なのはわかるけれど。

そういう観点でみても、この写真集は言葉で解説できない面白さを言葉で伝えていると思うけれど、自分が分からなかったと思う写真を解説されると、なんだか不思議な気持ちに。

お笑い芸人の芸がなぜ面白かったかを説々と解説されているような気持ちになって来てしまった。

とかいいつつも、美術館に行ったら必ず解説用ヘッドホンを借りるタイプだし、自分の写真にも刻々と説明を入れてしまう悪い癖があるんだけれども。

これ以上解説はいらないし、解説がないと、この本の面白みはないと思う。
でも、説明と“感じる”のバランスって難しく、こういう本が出回るのも、美術館の絵を見るよりも先にタイトルを見ることが多いという日本特有の習慣なんじゃないかと感じた本でした。
ラベル:ハト ライト
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2008年10月30日

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

GIOS
GIOS。相方もこれに乗っている。

公園で独り
公園で独り孤独なオーラを放つ人。


公園の木と電灯
公園の空を見上げてみる。




「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」を読んだ。
自転車にはまっている相方が持っていたもので、夢をかなえるゾウにも参考文献としてちらっとでていたので、基本平行読みの私は読んでみる事にしました。




簡単に言うと、癌になっても治して「ツール・ド・フランス」という自転車の最高峰と言われるレースで優勝した、ランス・アームストロングという自転車走者の話です。

原題は『It's Not About the Bike(自転車についての話ではない)』というだけあって、彼の人生の話です。

なんかもう、尋常じゃないです。彼は。
精神の強さも尋常じゃない。
というか、必死に闘い抜いた結果だけれど。

学校に行く前に水泳10km泳ぎ、30km自転車をこいでいた。
帰りも同じ事をしていた。
そんなこんなで21歳で才能が開花し、数々のレースで勝ちすすむ。
でも25歳で睾丸癌になる。
一番苦しいと言われる癌の第4期の時でさえ、1時間しか走れなかった、と言っているくらい、自転車に乗っていた。

後で医者に聞いたら、発見したときかなり癌は進行しており、正直なところ3%位の生存率だったという。

そこから癌について徹底的に調べ上げ、抗がん剤や癌と戦い、さらにはもう走れないだろうと思っていた自転車に乗り、ツール・ド・フランスで優勝する。

もう本を読んでいる最後の方は電車で一人泣きそうになってしまいました。

始めは、プライドの高い人だな〜という印象だったのに(たぶん普通にいまでも高い人なんだろうけれど)、自転車に乗り始めてから、周りの話にも耳を貸すようになり、そして癌と闘った後は、周りに感謝して、自分に出来ることをと癌基金を始めたり、人への貢献や感謝が出来る人になっていました。

マイヨ・ジョーヌとは、ツール・ド・フランスという20日くらい走り続けるレースの中で、一日で一番いいタイムだった人が、次の日にマイヨ・ジョーヌと呼ばれる黄色い服を来て走る事が出来る。
その毎日の合計時間でタイムを競う。

その間には敵も味方もなく、時に罵倒したり、時に話をしたり、譲り合ったり助け合ったりする競技で、他の人は全部敵。という普通のスポーツではあまり考えられない試合展開をする。
チームの他の誰かを勝たせるために、風よけ役になる人もいる。

ランスが「僕自身はこのマイヨ・ジョーヌのジッパーの部分くらいの貢献度で、前身ごろや後ろ身ごろ、その他全てのところは、みんなの成果のおかげだ。」と言うような話をしていた。

癌に関しても、自転車に関しても言える事だなあと思ったのは、二つとも、“自分との戦い”だということ。
だからこそ、時に敵対しながらも、ある時は敵とも笑い合ったり、冗談を言い合ったり、譲り合ったりする事が出来る競技なんじゃないかと。

もう、彼にはただただ感心するばかりで、見習うに見習えないくらいの精神力と、時に運のよさと、努力を兼ね備えていました。
この強さがあったから、癌にも自転車にも勝てたんだと思う。
あと、すぐ喧嘩するようなプライドの高さなのに、周りにはいつも友人が支えてくれていた。まっすぐな人なんだと思う。

真っ正面から闘えば勝てる、という「生きる希望」を見せてくれた気がした。

でも、取材者に「自転車のどういうところに楽しいと思いますか」と聞かれて、「意味が分からない」ときっぱり。楽しいから乗るんじゃない。苦しむために乗るのだといっていた。

神ですね。神。

いい本です。
成功体験はいつも身にしみる。

でも私は彼にはなれないし、彼の彼女なんて到底無理だと思ったし、彼と同じ人生を歩みたいとは思わなかった。

自転車という習慣も、私の中にはあまりない。
最近は自転車ブームだけれど。
私はひたすら歩く方が好きだし。

自転車乗ったら、ちょっとした写真のいいシーンを逃してしまう気がする。

歩きは、自転車ほど早くないし、達成感はないかもしれない。
出来れば最短距離を選びがちだけれど。
でも、自分の進み方で進んでいくしかないんだなあと思った。

自転車に興味のない人も、楽しい本だと思います。
posted by マユゲ at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月28日

GERATIN SILVER SESSION

水で遊ぶ子供
久しぶりに日常写真を。水で遊ぶ子供。




うーん、イマイチウィジェットの使い方を理解していない私。
表示が定まらなくてすみません。

GELATIN SILVER SESSION。やっと買えました。
読みたくってよみたくってうずうずしていたところ。
かっちゃった♪

子供時代はこんな高い本買えなかったなあ。。と会社でも話していました。
大人買いが出来る大人になりました。

レビューにも書きましたが、同じ写真でも、人が手焼きすることによって、全然色合いが違う。それはもう別物の作品に見えます。

なんかの雑誌に載っていたけれど、撮影で100%力を出せるとしたら、プリントで200%力を出せる。

最近レンタルラボに通っているので、痛感します。
でも、未だに自分の色が定まりませんが・・・。

この本に出てきている方たちは、有名な方だけあって、色だけで「この人!」って分かる人たちばかり。
やっぱり、色合い(階調)って重要だ(モノクロ含め)。

今日は、読みながら寝る事にします。
posted by マユゲ at 02:14| Comment(4) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月16日

変わる価値



三島由紀夫を読もうと思いつつ、先にこっちを読んでしまいました。
北川一成の「変わる価値」。

タイトルに興味を惹かれたので、よく見るとデザインの本とはわかるのですが、そこまで深く考えずに「これ読む!」と思ってジャケ(?)買い。

実家の印刷会社を継いだ方で、デザイナーの方の本でした。

チョコレート展とか、21_21 Design Sightとかでも活動なさっていた方で、丁度見に行けてなく、作品を拝見する事がなかった方でした。

でも、かなり影響を受けました。
話もくだけていて面白い。

これを読んで思ったのは、この人は司馬遼太郎の描く「太閤記」での秀吉。
そんなキャラクターを思い描きました。

大事にしていること
・直感。論理づけるのがセオリーと言われているけれど、直感が大事。

・「センスと技術と翻訳能力」
技術も、感性も大事で、またクライアントの意向をウマく咀嚼することが欠かせない。

・「分かりやすい」と「わかる」は違う。分かりやすいデザインじゃなく、分かるデザイン。
でも、分かると飽きるは紙一重。みんな分かった途端に、忘れてしまう。分かるとは何かと言うと、ちゃんと腑に落ちて、さらに興味を惹くかどうか、ということ。そういう「分かる」を目指す。

・芸術は分からない事がほとんど。でも、トリエンナーレとかの祭典に足を運び、これは何を言いたいのだろうかと、アンテナを張り続ける事が大事。

・「感性」って言葉は英語ではない。
「Kansei Engineering」日本語そのままだそうな。
Senseでは表しきれない感性を、大事にしていきたいと、私も感じる。


要約して自分のインパクトに残ったところはそんな感じでした。
愛嬌があり、デザインと印刷で闘う、現代の秀吉。



ちょっとした会話で、変わらなきゃなあと思う事がよくある。
でもそれは「分かった」ということで、「出来る」はその先なんだなあ。

本とは大分違う意味の「変わる価値」だけれど。

デザインは特に、考え方が変わると、大分違うと思います。
「変わる価値」は、すぐ間近にあります。
ラベル:北川一成
posted by マユゲ at 02:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月07日

夢をかなえるゾウ

タイの象1
2日目。
アユタヤ遺跡を廻っている時に乗ったゾウさん。
タイに行ったら、象に乗りたかった。


タイの象2
ゾウさん2
実際触ってみると、象の皮膚は結構固くて、ぴんぴんと固い毛が生えていた。
足で耳を押したりしながら操縦するらしい。
そして現地の象使いは、象の上でも寝られるらしい・・・。



タイにいって、なぜか象が気になるようになりました。
いつもは嫌がる置物のザ・お土産なんかも、ゾウの置物が欲しくてほしくてたまらなかった。なぜ??
欲しかったのは白くてカラフルな石の埋め込まれた象で、市場のような格安マーケットで大中小の3体300バーツ(約900円)で売っているらしいということで、かなり買う気満々で探していました。
でも結局無かった。
木彫りの象はいっぱいあるし、それなりに値がはるからやめてきました。
(下手すると1体2600円くらいする。)

多分、タイの装飾とか、置物やインテリアが好きなんだろうなあ。
香りも好きだし。

ゾウさんを自分の部屋に置いて、ちょっとアジアンにしたかったなあとちょっと思う。。


そして日本に帰宅して、無性にこの本が読みたくなった。
「夢をかなえるゾウ」http://yumezou.jp/


ベストセラー&ドラマ化もすることになりかなり有名になったので、いつも平積みされてて前から存在は知っており、少しだけ興味があったくらいでした。

知り合いの繋がりからいいという話を聞き、昨日購入。
しかもブックオフには人気で無かったので衝動がおさえきれず新書で購入。

なかなか分厚い本ですが、軽いし読みやすいので一日でさらっと読めます。
んで、中身も面白いです。

真理をついているので「うっ」となる事が多かった。
「そうやんなあ。」と何度も頷きながら、早速トイレ掃除と、靴の代わりに商売道具のデスクトップを綺麗にしました。

本の中の象(ガネーシャ)が言う通り、確かに、他の本にも同じ事が書かれていることばかり。だけど、そこから行動に移すためにもうひとプッシュしてくれている本です。

なぜそれでも出来ないのかを、しっかり教えてくれる本です。
そして小学生にも読める優しさ。核は押さえつつ盛り込んでいるエンターテイメント加減。
いい本です。

タイでゾウさんに出会ったおかげか、いい本に巡り会えたなあ。


似た本で、お金関係の本を思い出しました。



これも、動物がお金というジャンルの事について教えてくれる本。
当時(高校大学生くらい?)、これを読んで、感動してたことを覚えています。

物語調になってるから、感情移入がしやすいのかな。
ゾウさんは、別れ際はドラエモンと別れのときのようなしんみりした感じになりました(笑)ゾウの方がより生き方バージョンで、より発展的で、犬の延長線上にあるように感じてなりませんでした。
でも、読んでいて気持ちがいい本でした。
posted by マユゲ at 01:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月24日

ひずみ

一人バックドロップ
電車で一人バックドロップ!!
仕事でがんばりすぎちゃったひずみ。

ゴミの店
浅草の夜中といってもまだ10時くらいの某ファーストフード店の前。
これはブランディング的にどうなんだろうか・・・。
お店を綺麗にしたひずみがすぐ目の前に(笑)

写真リスト
同じ課題をたくさんとっていたので、私のiphotoを開くと大量の卵が(笑)
熱を入れて制作すればするほど出来るひずみ。というかしわ寄せ。の整理しなきゃ、な感じ。


久しぶりに東洋経済を買いました。
特集は、「google グーグル10年目の大変身」
緊急特集「リーマン破綻、メリルリンチ身売りの衝撃!」

最近のgoogleについてかなりのページを割いて特集をしていたので、買ってしまいました。

面白すぎる。
成長鈍化・株価急落と言われてはいるけれど、私は次が楽しみでならない会社の一つです。

最近いれたanaliticsも面白い。
細かく分かりすぎて、まだ使い方を全部把握してないくらい。

買収したyoutubeもどうなっているかというと、著作権問題に対して冷ややかに考えている企業も減って来ているらしい。逆にビジネスチャンスとしてみる企業が増えている様子。

グーグルから抜け出して起業した会社に対しても協力的な心の広さ。
同じエンジニアとして、業界のイノベーションを促進するのには応援は惜しまない、という。
googleを利用した事で大きくなっていった会社も多いらしい。

使命は、
「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする事。」
使命大きすぎ。

私がやってるデザインでの情報整理なんて、小さいもんだ。

従業員の労働時間の2割を自分の研究に当てるようにしているというし、失敗しても挑戦させる心意気。
youtubeを買収したのも、上手くいっている事よりも、上手くいかない事に挑戦する方が価値がある、と判断する面白さ。

問題は多数抱えつつも、いい待遇で仕事ができて、いいモノを提供できて、自由な発想と、提携会社といわばwin-winの関係を本当に築ける会社なんじゃないかと思う。

無料で消費者にサービスを提供するBtoCの関係の上に乗っかった形で、BtoBの関係で利益を上げているのがほとんどで、使っている私たち消費者は特にお金を払う事もなく、凄く高性能なサービスを受けている。

analiticsなんてもっとお金払ってもいいだろう、くらいの機能性。

個人的に、有益なサービスを提供してくれるイメージが強く、自由な発想でがんばってほしいとやっぱり思っている。
でも株価急落、とは、ビジネスの世界は厳しいのう。。

どこかが上手くいっていると、どこかにひずみがでるものだという気持ちがある。
「鋼の錬金術師」じゃないけれど、世の中「等価交換」。
何かをとれば、何かを失う。

よく言われるビジネス間のwin-winの関係も、なんだかんだいって、どこかでひずみが起こっているものでは、という気持ちがある。
でも、そのひずみさえも無くしてビジネスに変えられる、唯一の企業なんじゃないかと思える。
目線が「社会のひずみ」から始めるからなのかな。

リーマンブラザーズの破綻もそう。
この影響でのこれからが怖いけれど、大手だからって残っていられない。
また大きなひずみが起こったなあと、思って読んでいました。
(経済苦手なので気持ち斜め読みだけど。)

AERAの中刷りの「風と共に去るリーマン」というオヤジギャグコピーに、密かにうまい!と思ってしまった私。


そんなこんなで、今日は「ひずみ」でまとめてみました。

明日から、ついにタイです。
タイの情勢も不安定だけれども。
でも思いっきり楽しんできます。
この楽しみのひずみが、バックドロップのサラリーマンみたいにならなければいいなあと思ったりして・・・。
パソコン持っていかないので、たぶん当分ブログはお休み。
行ってきま〜す!
posted by マユゲ at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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