
戸越銀座の一コマ。
店の業務用カートが二つならんで口を開けている向かいに、同じように赤ちゃんを乗せて口を開けたベビーカートが。
気持ち、「いらっしゃ〜い!」という感じ。
今日は丸一日、情報整理をしていました。
社内報の、ある一見開きの表記をどう統一するかの検討のために、過去の社内報を切り貼りして、大きな一画面に見える表にして、検討。
結局、ひとまとめにする事は出来ずに、どこかに例外が出てきてしまい、シッポリまとまるすべは見つからないという結果になったのですが、ある方向性としては提案できそうな感じです。
いつも、デザインの検討の時なども、1mm単位の検討時などは特に、1mmづつずらしたものを何種類もプリントアウトして比較してみたりします。
パソコン画面で比較してみるよりも、どちらが良いかが一目瞭然で分かりやすい。
パソコン画面で見ても、どうしてもわかりづらい。
一見、面倒で回りくどい作業に思われるけれど、たとえそれを100パターン200パターン出したとしても、結局早く決まるのは、そうやって目に見える形にして、一歩引いて検討したものからだということを、よく実感します。
頭で考えても、行き詰まることが多々ある。
あと、それをする事によっての納得度合いがぜんぜん違う。
忙しい時はどうしても避けがちだけれど、そんな時こそ特にぜひやらなければ、と実感したところでした。
まあ、今日は忙しくなかったから、落ち着いて出来たというところもあるけれど。
あと、ホワイトボードで検討すると、案件に関係のない人の意見が聞けたりするのもメリットの一つ。
以前、google本社の社内の映像を見た事がありました。
googleの社内にはいろんなゲーム機がたくさんあったり、自分の個室は自分の部屋にし放題だし、仮眠ブースがあったりと、それだけでも日本の価値観では「そんなんでいいの!?」と思ってしまいがちなものだらけ。
でも、いいアイデアを出すために、とても面白く、そして柔軟で、効率が良いところだと、見ていて思いました。
こういう仕事は、真面目に机に向かっていても、いいアイデアが出てこない時はぜんぜん出てこない。
1+1=2と出てくる世界ではない。
時間で換算できるものでもない。
アイデアが出てくるのが、1時間後かもしれないし、1週間後かもしれないし、1年後かもしれない。という、突き詰めたら止まらない世界。
アイデアの出し方なんて本も、たくさん出ていますし、たくさん読んでみるようにしているんですけれど。
以前いた副社長も「アイデアが出てこなかったら、映画でもなんでも見てきていいから。」って、何度か言ってくれていました。
さすがにペーぺーの私にはやる勇気はありませんでしたが。
でも、アイデアが出なくなったら、本屋に行ったり、ぜんぜん関係のないものをみたりする事は多々あります。
google本社の映像でさらに素晴らしいと思ったのは、至る所にホワイトボードが掛けてあるところ。
何か、ヒントになりそうなアイデアがふと浮かんだら、すぐに書き込めるようなシステムにしてあり、さらには、それを見たぜんぜん関係のない人が、何かアイデアが浮かんだら、さらにそこに書き込みをするというシステム。
人のアイデアに触発されて、小さなアイデアをどんどん大きくしていくことができる。
それを聞いて、さすがgoogleだと思った覚えがあります。
ただ、会社にゲーム機があろうが、仮眠室があろうが、結局は能力主義。
結果を残していれば、何をやっても良いのとは裏腹に、結果を残さねば、生き残っていられないという、本当は厳しい世界。
私たちがいる世界も、とても柔軟なアイデアが問われる。
徹夜や深夜作業が多い分、一般のオフィスと比較すれば、ユルいと思われる部分も多々あります。
でも、これでも最近は普通の会社らしくなったなあと思うほど。
それは、自由であること=ユルくていいという解釈で、結果を出せなかった経緯からということもあるし、日本では、ある程度の規律が重んじられるという、外からの目線もある。
でも、本当に出来る人ならば、いる世界がどんな環境であれ、そこが厳しかろうが、ユルかろうが、自分に課すハードルが高い人なんだろうなあと感じます。
自由度が高ければ高いほど、実際は厳しい世界なんだと。
googleにいる人たちは、さすが、入社時に細かい目のふるいにかけられてきただけあって、そういう遊びの多い職場でも(だからこそかもしれませんが、)結果を残していける、凄腕の人たちばかりなのでしょう。
日本の文化や風習を変えるのは到底無理ですが、見ためにどうとかということじゃなく、自分なりにいいアイデアを出すための立場や環境づくりを、今いる社会の中で作っていかねばなあということを、「探検発見僕の街♪」みたいなことをしながら、思いました。
写真と同じく、いいアイデアなら、いつでも「いらっしゃ〜い!」モードなのです。
おっと、今日は真面目な話になりました。